本を速く読む方法を考えたとき、最初の方に必要なのは知っていることと知らないことを分けることなのではないかと思う。知っていることはスルーすることで、省エネできる。
知らない場合はβ読みが必要だ。β読みとは、未知を未知としてそのまま読み、全体として理解していく方法である。~が~したというのをわかる範囲でそのままそういうことだと理解する方法。そのために上記の未知既知の分離が必要である。逆に既知から読み進めていくのはα読みと言うが今回は説明省略。詳細は「読み」の整理学。言葉は言葉であって必ずしも実態は表わさない。相手に意図が伝わればいいのである。
自分が事象を理解しているかどうかは、アウトプットで確認することが大事である。アウトプットしてみることで本当に理解しているかわかる。つまり、言葉にしてみるということだ。(主語)が(述語)した…という形式がわかりやすいだろう。